【除雪作業は腰痛に効く!?】痛みと心の不思議な関係

2016-01-21 08.30.20

「あなたの人生を変えた本ってありますか??」

私はある意味この本に人生を変えられました。

先日の雪見展と同時開催された『一箱古本市』に、この本は「腰痛に悩まされている方の役に立つはず!!」と意気込んで出品したのですが売れ残ってしまいました。

手元に数冊ストックがあるので『ドナドナの刑(ブックオフ)』に連れてったのですが買い取ってもらえず、また我が家に…

もう何十回と読んだ本ですが、これもなにかの縁(笑)と感じたので久しぶりに読み返してみました。

はじめて読んだ時の衝撃をいまでも鮮明に覚えています。

東京での接骨院修業を終えて南魚沼市に帰ってきて、しばらくしたころ…。
『痛み』について勉強する転機になった本です。
いま思えばこれをきっかけに私の柔道整復師(接骨院)としての道筋が決まったような気がします。

Tendon problems on woman's leg indicated with red spot.

この本は主に『腰痛』について書いてありますが…

私の経験から導いたところ『人間の感じるすべての痛みについてのヒント』が散りばめられているなぁ…と読み返してみてあらためて感じました。

それと当時…もいまも、とても勉強させてもらっているのが『心療整形外科』という現役の整形外科医師が“痛みについての新しい概念”を提唱しているブログでした。
いまでもマメに更新されていて加茂先生の熱意には頭が下がります。

是非、腰痛等々で痛みでお悩みの方はご覧ください。

→『心療整形外科』ブログ

本のはなしに戻りますが、この本のもとになっているのはアメリカで生まれたある理論です。
その理論を一般の方でもわかりやすいように噛み砕きながらインタビュー形式で記しているのも本書の特徴。

「医学の話は難しいから無理!!」
というあなたにも、とても読みやすい内容になっています。

とはいえ、この本を読んだからと言って「必ず腰痛は治る!!」とは断言できませんが、新しい気づきが得られることはお約束します。

神保接骨院でも貸出できるよう数冊ストックしてありますので、興味のある方はお気軽に声掛けくださいね。

いままで「腰に負担がかかるから…」と苦にしていた除雪作業も、こちらを読めばルンルンランランたのしい気持ちでできるかもしれませんよ~。

 



【ケガ・スポーツ外傷のことなら神保接骨院】

【住所】 〒949-6680

新潟県南魚沼市六日町31-11 ※駐車場6台あり

(六日町駅より徒歩5分 シュクレさんちかく)

【電話番号】 025-772-8152

【メールアドレス】 takatakaharu1119@wish.ocn.ne.jp

(ホームページを見て…と、ご連絡ください)

【営業時間】

(月~土曜) 午前 8:00~12:00

午後 2:00~6:30

土曜午後・日曜祝日はお休みとなります。

【公式ホームページ】

https://minamiuonuma.me/

【クチコミサイト エキテン】

http://www.ekiten.jp/shop_3168543/

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腰痛にストレスが関与 再発、慢性化の要因に 日常活動維持が大切

腰痛にストレスが関与 再発、慢性化の要因に 日常活動維持が大切

 

腰痛にストレスが関与 再発、慢性化の要因に 日常活動維持が大切  「医療新世紀」
2011年8月30日 提供:共同通信社
m3.com

大多数の人が経験する腰痛。再発や慢性化も多く、やっかいな症状だ。従来は背骨に問題があるとして、腰にできるだけ負担を掛けずに安静を保つことが大事だとされてきた。しかし最近は、痛みに対する不安や仕事上のストレスといった心理的な影響が注目され、ストレスを解消しながら、できるだけ日常活動を維持する方が良いとの考えに変わってきたという。

松平さんの勧めもあり、痛みの程度や一日の行動をノートに記録するようになった。すると、家族と口げんかをしたり、司法試験の受験について不安になったりすると、その当日か翌日に痛みが増すことに気付いた。「最初は懐疑的だったが、心の問題が腰に来ていることをだんだん受け入れるようになってきた」と男性は振り返る。

松平さんの診察は週に1度。毎回1~2時間に及び「人生相談のようになってきた」という。そのうち腰痛も和らいできた。長時間座っていることもできるようになり、最近は2年ぶりに車の運転も楽しんだ。「今では、なるべくストレスをためないようにすれば、ひどい腰痛にならないという自信がついた」と話す。

気付きを促すんですな。
気付きを…。

「マヒ」と「シビレ」は似て非なるもの

「麻痺」と「痺れ」は似て非なるもの

 

術後手足に麻痺 9000万賠償…石川
2010/09/08(水)
CareNet.com

県立中央病院(石川県金沢市)で手術をした内灘町の40歳代の男性が、手足に麻痺(まひ)が残る医療事故があり、県が9000万円の損害賠償を支払うことで示談が成立していたことが6日、わかった。同日開かれた県議会9月定例会で、賠償に伴う議案が提出された。

「痺れ」と「麻痺」、似て非なるとはこのことです。
このふたつの違いは加茂先生のHPに詳しいのでそちらを参考にして下さい。

「麻痺」は神経麻痺であり運動麻痺(手や足が動かない)や感覚麻痺(感覚が失くなる)が起こります。

「痺れ」はしびれている感覚があるわけですから感覚麻痺ではありません。しびれて足や手が動かないという人をわたしは見たことがありませんが、動かしにくいというのは聞きます。これは筋肉由来のものです。

ですから「痺れ」と「麻痺」は全く違う状態です。
これを一緒にしてしまうと無用な心配の種になってしまいます。

痛みにはすべてが詰まっている

今日こそ書きたいことを書く!!

 
私のもうすぐ2歳になる息子が最近「イタイ」という言葉を使うようになった。
「あつい」「つめたい」とはまだ言えない。あとは「パパ、ママ」くらい。
ウルトラマンのことを「シュワッチ!」と言う。

ウチの子だけでなないと思う。このくらいの子供にとって「パパ・ママ」ほどではないが「イタイ」は馴染み深い言葉ではないだろうか?

3歳の娘も「いたい」という言葉を「やめて」とか
「いやだ」という言葉の代わりに使う傾向がある。
幼児がどのように痛み感覚を形成していくのか?
二人とも非常に貴重な実験台だ(笑)。

痛みは知覚か?情緒か?

「頭痛の種」「断腸の思い」「胸を締めつけられる思い」。
日本語の表現には、痛みと情緒との間の微妙な絡み合いを示す表現が少なくありません。

でもそれは、日本語に限られたことではないのです。
たとえば英語に「pain in the neck」という表現があります。文字通り訳せば「首の痛み」。

「ペイン・イン・ザ・ネック」と言うと、アメリカの口語で他人を不快にさせる人や、
不快にさせることを指し「頭痛の種」と同じように使うそうだ。

この言葉は首の痛みを単なる知覚としてではなく、
マイナスの情緒的反応を痛みに例えてうまく表現している。

情緒としての痛み

デカルトは迷うことなく痛みを知覚としてとらえ、その知覚に特異的な伝達路を提唱しました。その仮説がいかに根強く受け入れられているかは「痛みは触覚、温度覚などと並ぶ、知覚のひとつである」と述べて、それに疑問をさしはさむ人はまずいないことからも分かります。

しかし、歴史的にみれば、痛みを知覚としてとらえる
考え方は、そう古いものではないのです。
古代ギリシャの哲学者アリストテスは痛みを
情緒ー快感とは逆な情緒ーであると考えました。

千年以上続いたアリストテレスの考え方が、デカルトの
理論の出現により消滅してしまったわけではありません。

デカルトとほぼ同時代のオランダの哲学者スピノザは
情緒を三つに分け、痛みをそのうちの一つに
数えているばかりか、悲嘆と憂うつを痛みの
一側面としてとらえています。

ほうほう、フムフム。ここで国際疼痛学会の痛みの定義をご紹介します。
加茂整形外科HPより。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_2.htm

不快な感覚性・情動性の体験であり、
それには組織損傷を伴うものと、
そのような損傷があるように表現されるものがある。

と、ありますので痛みと情緒(情動)は切っても
切り離せない関係にあることはこのことからもわかります。

歯の痛みは特定の場所、つまり歯に限局している。
しかし『痛み』という言葉は普通、限局した痛みだけでは
なく、歯痛という不快な体験全体を意味する」

(以上、緑字の引用 丸田俊彦 痛みの心理学 中公新書 1989 64~68ページ)

歯痛だけでなく腰痛も肩コリも、それ自体の痛みだけでなく
それにともなう苦痛(眠れない・動けない)なども、
それらが全て収斂して痛み像を浮かび上がらせる。
近くで見ればただの点に過ぎませんが、
ちょっと離れてみれば「痛み」の全体像として浮かび上がるわけです。

その全てが痛みという言葉に集約されてしまうので、ややこしくなる。


「痛み」という言葉ひとつに、その人にとってたくさんの出来事が詰め込まれている。
治療するものはそれを忘れてはならないと思う。

そして、それらをひとつずつの要素を理解していくことに
痛みから脱出する手がかりがあるのではないか?
と、考える。