膝関節のロッキングを神の手が…

膝関節のロッキング

 
昨日の夕方、急患の電話がありました。
話を聞くと中学生の娘が寝ている状態から立ち上がろうと足に力を入れたら、強い痛みが走りそのまま動けなくなったそう。

数年前に既往暦があり、そのときはその子の父親がなんとなく適当に整復したそう(すげ~)。
以上のことから、膝関節のロッキングではないかと推理。

まだ診療時間だったので父か私かどちらかが行くことになったのですが、ここはあえて年長者に手柄を譲りました(本当は私がビビッただけ)。

「膝関節のロッキング」とは半月板が何らかの理由で膝関節に挟まれ完全伸展できなくなるものを言います。

父が駆けつけてみると、その子は布団に横向きにうずくまって動けない状態だったそうです。痛みを訴える場所が膝の外側だったので、外側の半月版が挟まれてしまったようです。
なんとか仰向けにして整復しようとしましたが、痛みのために膝関節をそれ以上屈曲できません。

困った父は丸めたタオルを膝の裏にかませて、関節裂隙(関節の隙間)広げたそうです。
そうすると痛みがやや軽減するようで、その状態から股関節を屈曲・外旋、膝関節を屈曲させ更に関節裂劇を広げた状態で、膝関節部を外側より圧迫し半月板を元に戻すように整復。


してみたが、既往歴がある上にジーパンを穿いている状態での整復だったので特に整復音は感じられなかったそうですが、それらの動作を数回繰り返すと痛みがほとんどなくなり完全伸展可能となり整復終了としました。

その後、立ち上がり歩行も問題なくできたそうです。よかった、よかった。そして父上、ご苦労様でございました。

いや、これ患者さんやその家族にしてみれば、ちょっと大袈裟ですが「神」に見えますよね、施術者が。

正直、「その程度なら、俺が行けば良かった…」とも思いましたが、後の祭り。
この気持ちを忘れないよう、ここに記しておきます。

特に「神」になりたいわけではありませんが、次回(いつになるかわかりませんが)は必ず私が馳せ参じます!

広告

指の開放性脱臼リハビリ

左第3指開放性脱臼のリハビリ1例

 
昨日、「開放性脱臼」のリハビリで初診の方がいらっしゃったので報告。60歳代、女性。
今年の8月末、登山中によろけて手を突いた際に負傷。左3指PIP部が脱臼し皮膚が破れ基節骨の骨頭がのぞいていた。

10時間後に病院で整復、皮膚の縫合。3週間、DIP・PIP・MP関節伸展位固定。
その病院ではリハビリすることはなく医師に「もう曲がらないかもしれません」とのありがたい言葉だけ受け取る。

近隣の整形外科で週3回リハビリしているが思うようによくならず、当院に来院。

PIP部に縫合痕。腫脹がまだ結構強い、が本人いわく「今はまだ腫れがひいているほう」とのこと。
自動屈曲20度、他動的には90度ほど屈曲可。伸展もやや可。

聞いてみると、自分でも「鬼」のようなリハビリをしている。
寝るときは関節が伸展したまま固まってしまうそうで、ボールを握った状態で包帯でグルグル巻きにする…
座った状態で患指を自分のももの下にして、グイグイ曲げる…

聞いているだけで痛そうです。
登山やスキーを愛するバリバリのスポーツマンだけあって自分を痛めつけるのにも慣れているようです。

これだけ、自分でリハビリされていればわたしのところに来てさらにリハビリする必要もないかと思いますが、それではダメですね。こういうときこそ腕の見せどころです。

お話を聞いていると、この方は非常に真面目。
家事にもかなりの支障がでていて、それをすごくストレスに感じているの伝わってくる。
受傷してからの3ヶ月、左手に全神経を集中してきたのだろう、その緊張の糸もそろそろ切れてくるころだろうと思う。

でも、それは決して悪いことではない。その気持ちがなければここまで過酷なリハビリにも耐えられなかっただろうと推察される。しかし、ムチばかりでは結果はなかなかでてこない。焦りもでてくる。

少し、このへんで肩の力を抜くことが必要だと感じた。
しかし、相手はバリバリのスポーツマン。冬になったらクロカンスキーをやりたいと息巻いている。そんな方にただ「焦ってもよくなりませんよ」なんていうのは火に油…。

左手に集中していた神経を他の部分に分散するように指導する。
ウォーキングや体操をすることを提案。一瞬、「え!?」(わたしは手のリハビリに来たのよ)という顔をされたが、前述のように説明し納得してもらう。表情が緩んだように感じた。

そうなると話は早いもんで、患者さんのほうからこの3ヶ月どれだけ辛かったかわたしに教えてくれる。じっくりとわたしは耳を傾ける。それを誰かに伝えるだけで、どれだけ楽になるだろうか…(と、勝手に想像)。

もちろん、それだけでは足らないわけで具体的なアイシングのやり方、リハビリの方法を説明して初診の診療は終わりとなりました。

局所で炎症が起こっているときは脳の中でも炎症が起こっているのかもしれません。
「心にもアイシングを…」お後がよろしいようで…。

フリーター、接骨院の駐車場に駐車ラインを引く

先日の日曜、数年ぶりに駐車場にラインを引きました。
前回、引いたのが私がまだ学生の頃でしたから7,8年前になりますね。

実は新潟の情報誌『Pas magazine』の『別冊「Pas magazine HIGH」』の取材を受けることになりまして、ちょっとでも良く見せるためにラインを引く次第となりました。

まぁそうでもなければ、なかなかしようとも思わないのでちょうどいい機会となりました。
10月23日に新潟県内で発売されるそうなので、また紹介いたします。


「こうして世界は分断された…。今、歴史の幕が開こうとしている…」


「あるものは両親の名を叫び、またあるものは恋人の名を叫んだ…」


「ラインを超えようとして射殺された者、延べ2800人。無事ラインを超えたとしても彼らに明るい未来は待っているのだろうか…?」


完成じゃ~い!!これ二時間くらい一気にやったらクタクタっすわ。
昨日も今日もハムスト筋肉痛っすわ。でもやった感は気持ちいいっすわ!

この度の政界再編で診療室内にも劇的変化が起こりました!


『不・苦労(ふくろう)のQちゃん』


『患者さんが電話代を入れる貯金牛…のMOWちゃん』

すでに当院のマスコットキャラとして、そのポテンシャルをいかんなく発揮しています。

たまに雑貨屋さんを巡るのもオツなものです。この調子でもっとキャワユイ接骨院にしていきたいと思います!