MRIで“偶然”に見つかる脳病変

MRIで偶然に見つかる脳病変:メタ解析
2009 9・18 carenet.com

英国エディンバラのWestern General Hospital臨床神経科学部門のZoe Morris氏らは、脳磁気共鳴画像法(MRI)で見つかる偶発的な所見の定量化を、システマティックレビュー、メタ解析にて試みた。脳病変が偶然見つかることは一般的で、その割合は年齢とともに増すこと、高解像度のMRIを使用するほうが検出率は高まることなどを報告している。BMJ誌2009年9月5日号(オンライン版2009年8月17日号)掲載より。

また、解像度の違いで比べると、高解像度群で偶然脳病変が見つかる割合は4.3%、これに対し標準解像度群は1.7%だった(P<0.001)。

これらからMorris氏は、「脳MRIを受ける患者に対して、こうした偶然に見つかる脳病変に関してはインフォームド・コンセントをしなければならないだろう」と結論。ただし「今回の我々の所見は、臨床診療では意味ある結果ではあるが、集団検診に関しては正当性は十分ではない」とも付け加えている。

ヘルニアや脊柱管狭窄症にも同じことが言えると考えられます。
ここで言っている「偶然みつかる」ということは「その病変による症状がなく、差し当たって治療しなくてもよい」という風に理解していいんですかね?
その辺りがいまいちハッキリしませんが、そう理解して読むとおもしろい記事です。

「偶然みつかった」程度の病変に人生を変えられてしまったのでは、たまったもんじゃありません。
しかし、これから画像機器(MRIやCTスキャン)の性能はグングンうなぎ登りしますから、このような「偶然みつかった」病変もひつまぶし登りすることと思われます。

そして、それによって人生を狂わされる人たちも蒲焼き登りしますね。

困ったもんですねぇ。メカを進歩させて高い給料をもらっている人たちもいるわけですから…ねぇ~。
やっぱり患者側が賢くなって不要な検査には断固として「NO!!」を突きつけるしか道はないのでしょうか?

しかしこの論文>集団検診に関しては正当性は十分ではない、と締められていますので弱冠の期待も残ります。
うん、期待しています。

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