言葉としての痛みの獲得

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言葉としての痛みの獲得

 
(2009/5/27の記事)

私の2歳2ヶ月になる息子。
やっと、言葉らしい言葉を喋るようになってきました。痛いも最近覚えたてです。

慢性痛と言葉…痛みと言葉には密接な関係があると考えています。

痛みを覚えるということは、「イタイ」という言葉を覚えるのと同じことだと思っています。
日々、息子がどのように痛みを獲得していくのか…観察している今日この頃です。

先日、就寝前に息子にこんなことがありました。

その日はお昼寝が短くて眠そうにしていたのですが姉ちゃんと一緒に遊んでいたため、いつも寝ている時間より遅くまで起きていました。
フラフラになりながら騒いでいると、ドアに薬指を挟んでしまいました。

私も一応、柔整師ですから視診、触診、問診…はできませんが診断。『まぁ大丈夫』

頭をぶつけても、ちょっと転んだくらいでも泣かない息子がこのときは「イタァーイ!イタァーイ!」と泣き叫んでいました。痛みと眠気が相まって最悪な心持ちだったのでしょう、しばらく抱っこしてやっと寝ました。

そして、次の日の就寝時のことです。
昨日ドアに挟んだ指はなんともないようで、元気に遊んでいましたが寝る直前になって、今度は数日前に擦りむいてカサブタができているスネの傷を指差し「イターイ」と言っています。でも、何だかんだで眠りについたのですが…。

深夜の1時くらいに息子の泣き声で目が覚めました。
また「イタイ!イターイ!」とスネをアピールしています。嫁は困った顔で泣き止まそうとしていますが、一向に泣き止みません。

ペインコーチャー神保としては「これはスネが痛いから泣いているんじゃない…眠いのと機嫌が悪いのがMIXされて泣いているんだ…」とピーン!ときましたので、テレビのある部屋に移動して録画してあった『侍戦隊!シンケンジャー』を見せると、すぐに泣き止みました。

それから30分ほど、それを見て何事もなかったように息子は眠りにつきました。
朝もスネを痛がる風でもなく、いつも通り過ごしていました。

この出来事から考えるに、言葉を覚えたての幼児にとって「イタイ」という言葉は不快な感情や感覚を総称して使われているのではないか?と思いました。

大人なら「気持ち悪い」とか「眠い」とか「苦しい」とか「かゆい」とか「熱い」とか言うところを、ひっくるめて「イタイ」と言っているのではないか?

だって、「イタイ」しか喋れないんでちゅから…。

大人になってもその名残が残っていても不思議ではないはず…。むしろ大人にとっての「イタイ」はより複雑な経過を辿ってその形を現しているのではいか…・。
『シンケンジャー』を見ても痛みがおさまらない…。

まだまだ、息子は私を成長させてくれそうです!
お世話になります!

↓追記

長男は未だに機嫌が悪くなると「足が痛い」と言います。
5分くらいさすってやると、もう5分後には飛んで走ってます。
ご苦労様です。

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