筋肉痛:知って付き合う

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筋肉痛:知って付き合う

 

筋肉痛:知って付き合う
毎日新聞 2010年2月19日 東京朝刊

普段運動していない人が運動した後に悩まされるのが筋肉痛。だが対処法を含め、筋肉痛に対する誤解も多い。筋肉痛に関する最近の知見とその上手な付き合い方を専門家に聞いた。

運動後の筋肉痛を味わったことのない人は少なくないだろう。この記事を読むと、ありふれた筋肉痛のメカニズムもあまりよくわかっていないことがわかる。

「筋肉痛は年をとるほど後から来る」と言われる。しかし野坂教授が、日本の大学生12人(18~25歳)、中年12人(40~55歳)、高齢者10人(65~75歳)の3グループにダンベルの上げ下げ運動の後に起こる腕の筋肉痛を調べたところ、年齢による時間の差は確認できなかった=グラフ<上>。痛みのピークは年齢差よりも個人差が大きかった。

へぇ~。そうなんだ。

筋肉痛専門ガイド
筋肉痛の治療法、発生原因

◇筋肉痛と年齢の関係

歳を重ねるごとに筋肉痛の発生が遅くなる、という感覚を感じる方が多いのも筋肉痛の特徴です。

この独特の症状を「筋肉痛の加齢遅延説」と呼びます。

この加齢遅延説の原因として考えられるのは、毛細血管の縮小、白血球の能力低下が最大の要因として考えられております。

しかし、近年ではこの加齢遅延説は、その可能性は否定できないものの「運動強度量に関する説」の方が現実的な説であると考えられております。

これは、運動強度が高ければ高いほど、早い段階で筋肉痛が発生するという説です。事実、歳をとっても激しい運動を行えば直後から翌日には筋肉痛が発生するという現象も見られるので現在ではこの説が 有効です。

この説から考えると加齢をすると筋肉痛が遅くなる傾向がある原因は「運動強度の制限」を無意識のうちにおこなうようになっている事が原因であると考えられます。

こどものときの運動のほうが強度が強い為、早めに痛みがでるんですね。ほほぅ…。そう言われてみればそうかもしれない。

■乳酸、実はエネルギー源

運動後に起こる筋肉痛について、かつては「乳酸蓄積が原因」とされてきた。高校の保健体育の教科書にも掲載された知識だが、現在の生理学では疲労の原因ではないとされる。

乳酸が疲労原因と考えられたのは、運動によって血中の乳酸濃度が高まっていたからだ。しかし東京大の八田秀雄准教授(運動生理・生化学)は「乳酸は老廃物ではなく有効なエネルギー源」と説明する。エネルギーは、細胞内のミトコンドリアで糖や脂肪から合成される。急激な運動をすると、糖分解が活発化してミトコンドリアに送られるが、ミトコンドリアでの処理には限界があるため一時的に余ってしまう。それが乳酸だ。

八田准教授は「乳酸が疲労物質なら運動後もずっと残っているはず。でも実際は運動から1時間もすれば元のレベルに戻ってしまう。疲労物質ではない何よりの証拠。疲労はもっと複合的な要素で起こる現象だ」と話す。

わたしも数年前になにかで「乳酸は疲労物質ではない」ということを知っていました。
まさにいままでの「乳酸疲労原因仮説」がひっくり返されたわけですね~(とはいっても、それもまだ仮設ですけどね)。

生理学は日々進歩しているのです。「乳酸で腕がパンパンだよぉ~」なんて言ってると笑われますぜ~。でもなんか「乳酸」って言葉は魅力的ですね。絵が浮かびますモン。

「人にはヒトの乳酸菌」(あれっ!?そう言えば前にも書いたなぁ…?)

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