メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学

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メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学

 

(松永和紀 光文社新書 2007 p90~92)

近頃、あまり本を手に取ることがありませんでしたが、久しぶりに読んだ一冊。

取材者には往々にして素朴な正義感もあります。苦しむ人々、苦しむ社会を自分が報道することによって変えられるかもしれない、という高揚感が暴走を加速させます。正義感にとらわれいると「それは違うのではないか」という異論に冷静に対処できなくなるのです。

また、同じ毎日新聞の生活家庭部の記者、小島正美さんも著書「リスク眼力」(北斗出版)の中で「メディアに身を置いていると、どうしても『危ない』を強調する記事を書いてしまうことが多い。『危ない』と書くほうが楽なのも事実だ。あとで安全と分かっても非難されることはあまりない。逆に安全だと書いて、あとで危険と分かったら、非難される可能性は極めて高い」と書いています。環境ホルモン騒動での経験を踏まえ、現在では「危なくない」という情報も記事にしている小島さんだからこそ、かけた”本音”です。

(中略)

一方「危なくない」を伝えるためには、さまざまな角度から微細に検討し、「大丈夫」「次も大丈夫」と証拠を積み上げていかなければなりません。そして、科学にはまだ不明の事柄も多い以上、どれほど詳しく検討して安全の証拠を積み上げてしまっても、それはリスクゼロを証明することにはなりません。ないものは証明できない、という科学の持つ根源的な壁が立ちふさがるために「危なくない」という報道は難しいのです。

実は3月11日の記事にこの記事を書いている間に大地震に見舞われました。
なにかの縁でしょうか…。

メディアも地震から3日経ち、そろそろ落ち着きを取り戻してきたころですね。
こういう時こそ気をつけてメディアの情報を取り入れて欲しいと思います。

私見ですが、昨日あたりからちょっとづつ情報が偏向的になり始めているような気がしています。
特に原発に関する報道。

(今、またこれを書いている途中で地震で揺れています)

冷静になって、よく自分の頭で考えながらメディアの情報に触れて欲しいな、と。

今日は朝イチから真面目一本勝負です。
よく晴れたサウス魚沼から。

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